レーシックを受けたメジャーで大活躍中の松坂選手ブログ:180620
結婚して数年経って、
平穏な連日を送っている今も、
わたくしにはしばしば眺めている数枚の写真があります。
それは
母と幼いわたくしが写った数枚の記念写真。
五反田の街角で、青い染め抜きの花模様の着物を着て、
微笑む母のそばでにっこりしているおかっぱ頭のわたくし。
どこまでも広がる黄色い菜の花畑で、
花に顔をうずめている小さなわたくしと、
それを見守る母の優しい笑顔。
長い一本の道を、
手をつないで歩いていく母とわたくしの後姿…
子供の頃の思い出の横にはいつも母がいて、
わたくしはこんなにも母に見守られて、
育まれてきたのだという実感が、いつも心を暖かくしてくれます。
でも子育てをしてみて
わたくしは初めて気がついたことがあります。
それは、
母との思い出の数々を今日の日まで残してくれたのは、
そのフレームの中にはいないお父さんだったということ。
不思議なくらい、今の今まで気がつかなかった…
お子様が生まれて、
わたくしがカメラを持つようになり、
アルバムを作ってみれば…
そこには、
お子様を抱く主人、
お子様をお風呂に入れる主人、
お子様をお子様寝かしつける主人…
わたくしとの写真なんてまるでなくて、
これじゃ将来うちのムスメはわたくしが育児放棄をしたと思うかなぁ…なんて
苦笑いしています。
写真という記憶の不思議。
フレームに存在しないという、存在感。
「気づくのが遅くなっちゃいましたね。お父さん」
でも間に合って、よかった。
今までずっと、ありがとう…
控えめなお父さんの深い真心に、
わたくしは心から感謝しています。
お父さんのおかげで、
わたくしも母も幸せな思い出をいつまでも
抱き続けることができるんですね。
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